第8番 古いプロバンスのクリスマスの歌

 プロヴァンスとはフランス南東部の歴史的地域名です。西はローヌ川,南は地中海,東はイタリア国境のアルプス山脈によってくぎられます。
 フランス民謡の「アヴィニオンの橋の上で」のアヴィニオン、ビゼーの付随音楽「アルルの女」のアルルは、このプロヴァンス地方です。 

プロヴァンス地方の地図

 豊かな自然と美しい景色が魅力のプロヴァンス地方は、1年のうち300日以上が晴れると言われ、温暖な気候のため年間を通して多くの観光客が訪れています。
 私もマルセイユには観光で訪れましたが、景色も素晴らしく、お食事もおいしかったです。

 リストの長女ブランディーヌのご主人のエミール・オリヴィエはマルセイユ生まれで、ブランディーヌは結婚後、コートダジュール地方のサン=トロペに住んでいました。
 そしてコートダジュール地方のジェムノにて、息子ダニエル・エミール・オリヴィエを出産しました。 

 この曲は、こんな南フランスのプロヴァンス地方の古いクリスマスソングが基になっています。

 フランスのクリスマスソングにはどんなものがあるか調べてみると、知っている曲も多く、YouTubeにも色々な演奏が公開されていました。
 その中に中高のページェントで歌っていたフランスキャロル「とおいそらのかなたから」の楽しい演奏がありました。

 この地方の人々はみんな陽気だそうです。
 この曲はそんな陽気な人達が、列になって演奏して歩く、第8曲もこんなイメージでしょうか。

 それでは、第8曲「古いプロバンスのクリスマスの歌」聴いてみてください。

 2021年10月31日 三和レコーディングスタジオにて録音

 Primo:奥村奏美
 Scondo:リヒャルト・フランク

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