前回に引き続き、今回のレコーディングに参加して演奏してくださった皆さんのプロフィールと感想を順不同でご紹介させていただきます。
感想については、下記の2つの質問をさせていただきました。
①「クリスマスツリー」の作品についての感想を、自由に書いてください。
ご自身が演奏した曲を中心に書いていただけると嬉しいです。
②「クリスマスツリー」のレコーディングについての感想を、自由に書いてください。
澤村美桜子
演奏曲:第11曲ハンガリー風
プロフィール
2006年生まれ、同志社女子中学校3年生。
幼少よりリトミックに親しみ、4歳からピアノを磯部太美枝先生に師事する。折に触れてリヒャルト・フランク先生にもご指導していただく機会に恵まれる。
2014年(第8回)、2015年(第9回)にべーテン音楽コンクール出場、近畿地区本選優秀賞受賞。
意外にも学校ではワンダーフォーゲル部に所属し、アクティブな一面もあり。
リスト「クリスマスツリー」作品について
私が担当した第11曲「Ungarisch Hungarian Magyar」は、短めの曲でしたが迫力のある曲だったので、フランク先生に負けずに頼りない音にならないように頑張りました。後半に向けて乗ってくると、つい加速してしまうのですが、曲の雰囲気を壊さないように落ち着いて弾くように心掛けました。
私自身もこのような力強くて格好の良い曲が好きなので、楽しんで取り組むことができました。
レコーディングについて
スタジオでのレコーディングは私にとって初めての経験でしたが、とても良い経験ができたと思っています。録音中の生のピアノの音は余計な反響が入らないようにするためか、普段よりもさらに響かず、小さく感じてこれでいいのかな?と心配になりましたが、コントロールルームで視聴すると驚くほどクリアで綺麗な音になっていて驚きました。
澤村陽菜佳
演奏曲:第5曲スケルツォーソ
プロフィール
2009年生まれ、同志社女子中学校1年生。
生まれた時から姉のリトミックに同伴し、4歳からはピアノを磯部太美枝先生に師事する。リヒャルト・フランク先生にもご指導いただく機会があり、また2017年にはフランスのピアニスト、ベルトラン・ジロー先生の公開レッスンに参加する機会にも恵まれる。
2014年(第8回)〜2018年(第12回)は毎年べーテン音楽コンクールに出場、2017年(第11回)及び2018年(第12回)では全国大会まで進んだ。
得意科目は数学。趣味はゲーム。
リスト「クリスマスツリー」作品について
私は第5曲「Scherzoso」を弾かせていただきました。正直、細かいところが難しくて嫌になったこともありましたが、フランク先生と太美枝先生に励まされ、なんとかやり遂げることができました。ツリーに光が灯っていく煌めきを感じられるような、子ども達のわくわくが伝わるような演奏ができていたらいいなと思います。
レコーディングについて
スタジオレコーディングは初めての経験でした。スタジオには、コンクールや発表会とはまた違った緊張感がありましたが、いつも舞台では一人なのに今回はフランク先生が隣にいてくださるという安心感もありました。
弾きながら聴く音とコントロールルームで聴く音が全然違って、すごい技術だなと感心しました。
奥村奏美
演奏曲:第8曲古いプロヴァンスのクリスマスの歌
プロフィール
久御山中学校1年
日本クラシック音楽コンクール本選優秀賞、ベーテン音楽コンクール銀賞など他受賞多数
リスト「クリスマスツリー」作品について
私は第8番の古いプロヴァンスのクリスマスの歌を弾かせてもらいました。この曲は出だしが重厚な和音で始まるのですが、だんだん明るい楽しい感じの曲になります。私は終わりのところが好きでキラキラした音になるように心がけました。フランク先生と連弾すると、より素敵な音楽になって感動しました。
レコーディングについて
初めてだったけれど、フランク先生が優しくて、アドバイスもくださって緊張しないで楽しく弾けました。
貴重な経験をさせてもらえて嬉しかったです。
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