感想のご紹介 1

 最後になりましたが、今回のレコーディングに参加して演奏してくださった皆さんのプロフィールと感想を順不同でご紹介させていただきます。
 感想については、下記の2つの質問をさせていただきました。
①「クリスマスツリー」の作品についての感想を、自由に書いてください。
ご自身が演奏した曲を中心に書いていただけると嬉しいです。
②「クリスマスツリー」のレコーディングについての感想を、自由に書いてください。

稲垣杏花
演奏曲:第6曲カリヨン・第7曲子守歌 

 プロフィール
2002年生まれ。4歳よりヤマハ音楽教室、6歳よりピアノを照子・クラーク氏に師事。7歳の時にリヒャルト・フランク氏に出会い、11歳より本格的に師事。これまでにラウラ・ノッキエロ、ベルトラーン・ジロー、ロマン・サリュートフ各氏の公開レッスンを受講。
第9回ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan 全国大会 高校生部門 自由曲コース 銀賞。
現在、同志社女子大学 学芸学部 音楽学科 音楽文化専攻1回生

兵庫県立国際高等学校での学びを経て、言語学習に興味を持つ。
在学中アメリカ、ドイツでの研修に参加。これまでに英語実用技能検定2級、フランス語実用技能検定4級の資格を取得し、現在はドイツ語を習得中。
趣味と特技は、よく寝てよく食べること。

 リスト作曲「クリスマスツリー」の作品について
今まで私の中でリストの音楽は楽譜に音符がぎっしり詰まっていて、壮大なイメージでした。しかしクリスマスツリーの作品はそのイメージとは少し違う気がしました。特に7番はリストの作品でこんなにゆったりした曲があるのだと驚きました。まるで天使たちに囲まれているようで、演奏しながらとても癒されました。まだまだ私が知っているリストの作品はとても少ないので、これからもっともっと知っていきたいと思いました。

 レコーディングについて
私はレコーディングが初めてだったため、演奏する前は自信がなくとても緊張していました。しかし、いざフランク先生の隣に座りピアノを前にすると、不思議と胸が高鳴りました。特に6番を演奏した時は、魔法のように音楽が溢れて本当に楽しかったです。貴重な機会を下さった磯部先生をはじめ、改めて音楽の楽しさを教えて下さったフランク先生、そして応援してくれた家族に感謝します。

四方萌香
演奏曲:第12曲ポーランド風

 プロフィール
1996年生まれ。4歳よりピアノを始め、磯部太美枝氏、リヒャルトフランク氏に師事。
第6回ヨーロッパ国際ピアノコンクール 大学生A部門全国大会銅賞。2017年、ウィーン国立音楽大学ムジークセミナーにてWalter Fleishmann氏に師事を経てディプロマを修得。
同志社女子大学 学芸学部音楽学科 演奏専攻卒業。

現在は、金融機関に勤務しながらコンクールや演奏活動を行う。
趣味は旅行に行って美味しいものを食べること。

 リスト作曲「クリスマスツリー」の作品について
私が演奏した第12曲は、フィナーレにふさわしい華やかな楽曲です。
1曲の中に、静かなところや歌うところ、激しく華やかなところがあり、たくさんの要素が詰め込まれた楽曲で、弾いていてとても楽しかったです。
特に、最後のプリモとセコンドが一緒にフォルティッシモで盛り上がる部分は、私がこの楽曲で1番好きな所です。
1人ではなく、2人で演奏する連弾だから出せる迫力や華やかさを、聴いて下さる方にもぜひ感じて頂きたいです。

 レコーディングについて
今回、初めて本格的なレコーディングに参加させて頂きました。
今まで、色々なコンクールや演奏会に参加してたくさんのホールで演奏をしてきましたが、レコーディングはホールで演奏するのとは違う緊張感や難しさがありました。
コンクールやホールでの演奏はその場限りで形として残る事はありません。もちろんそれが良い所でもありますが、今回レコーディングに参加させて頂いて、音源として自分の演奏が形に残るのはすごく嬉しい事だと思いました。特に、小学生の時から指導して頂いているフランク先生と一緒にレコーディングに参加させて頂けた事は本当に幸せでした。
このような貴重な経験をさせて頂く事が出来て感謝しています。

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